【2018年5月号掲載】

【住所】札幌市西区琴似1条3丁目1‐45
【TEL】 011-611-1371
【URL】http://www.ra-hp.jp/

リウマチ膠原病の第一人者・小池隆夫北大名誉教授が4月から最高顧問として診療

谷村一秀理事長

▲谷村一秀理事長


小池隆夫最高顧問

▲小池隆夫最高顧問


清水昌人院長

▲清水昌人院長

北海道内科リウマチ科病院(谷村一秀理事長、清水昌人院長)は、リウマチ・膠原病治療の専門病院で知られる。この4月にリウマチ・膠原病の第一人者といわれる前北大第二内科教授の小池隆夫名誉教授(70)を招聘し、最高顧問として診療にあたることになった。

小池名誉教授は北大医学部卒。北大での教授時代には膠原病の一種である抗リン脂質抗体症候群の診断基準をつくったことで知られ、教授を退官後は、今年3月末までNTT東日本札幌病院院長として7年間、病院管理や経営に携わってきた。また日本リウマチ学会理事長などの公職を多数歴任してきた。

「小池名誉教授には当院開院以来、顧問を務めていただいていたが、『自分の専門分野であるリウマチ・膠原病の診療を行いたい』と小池名誉教授からの意向があり、最高顧問として診療していただくことになった。同時に医療法人清仁会の理事として、経営にも関わっていただく。今年当院は、開院10年目の節目にあたるが、小池名誉教授にサポートしていただくことでステップアップを図りたい」と谷村理事長(63)。

清水院長(63)も「リウマチ・膠原病の第一人者である小池名誉教授が当院で診療されることで、より充実した医療を提供できるようになり、医師やスタッフにとって大きな励みになる」と期待する。

当の小池名誉教授は、「北海道内科リウマチ科病院は、リウマチ・膠原病の診療では道内はもとより全国でも屈指の病院で、現在普及している関節エコーを全国で初めて導入し、草分け的な存在。私の経験を臨床に生かし、またこの病院で行われる最先端医療を全国に情報発信していきたい」という。

関節リウマチ等のリウマチ性疾患は完治が困難な難病で、その治療には豊富な薬学知識を含め、きわめて専門的な治療が求められる。免疫異常により、からだの中の免疫細胞が関節の組織を敵だと誤認識して攻撃する病気で、関節を攻撃する免疫細胞だけを抑え、免疫(抵抗力)をマネジメントすることが治療のポイントとなる。

患者の全身管理をしなければならないため、看護師や薬剤師、検査技師などコ・メディカルを含めたチーム医療が非常に重要となる。

同病院では関節リウマチの診療において最新鋭の関節エコーを導入、検査にはそのエキスパートが担当し、関節エコー検査のレベルは全国でトップクラスだ。

ところで小池最高顧問と谷村理事長は、5月13日、市民健康講座でリウマチに関する講演会を行う。場所は道新ホール(札幌市中央区大通西3丁目)で開演は13時。参加は無料。「広く市民に関節リウマチの病気を知っていただければ」と谷村理事長。